結論:迷ったら「初心者19〜21ポンド」から
ガットのテンション(張りの強さ/ポンド=lbs)は、低いほどよく飛び、高いほどコントロールしやすいという関係が基本です。細かい理屈の前に、目安を先に示します。
| レベル・区分 | テンションの目安 | 傾向 |
|---|---|---|
| 小学生・低学年 | 17〜19 lbs | まずは飛ばして楽しむ |
| 中学生・初心者 | 18〜21 lbs | 飛びと楽さ優先 |
| 一般・中級 | 20〜24 lbs | 飛びとコントロールの両立 |
| 上級・強打型 | 24〜28 lbs | 面の安定・球持ちの短さ |
「テニスの感覚で高く張る」のは失敗の典型です。バドミントンは高テンションほど反発が落ち、しっかり振れないと飛ばなくなるため、力に見合わない高さは上達を妨げます。
テンションで何が変わるのか
低テンション(例:17〜20 lbs)
- メリット:面のたわみが大きく反発が強い=少ない力でよく飛ぶ。腕・肘への負担が小さい。
- デメリット:球持ちが長く、細かいコントロールやスマッシュの押さえが効きにくい。
高テンション(例:24 lbs〜)
- メリット:面が硬く球離れが速い=狙った所に打ちやすい、強打の押さえが効く。
- デメリット:しっかり振れないと飛ばない。力のない人・初心者には不向き。肘への負担も増える。
つまりテンションは「強い=良い」ではなく、自分の筋力・技術に見合う高さが正解です。上級者が高く張れるのは、それを飛ばせるスイングがあるからです。
上げるタイミング
次のサインが出たら1〜2ポンド上げてみる、が失敗しない進め方です。
- 今のテンションで「飛びすぎてアウトが増えた」「もっと止めたい」と感じる
- スマッシュを打ち込んでも面が暴れる感覚がある
- 半年〜1年続けて、スイングスピードが上がった
一度に3ポンド以上変えると打感が別物になり、かえって崩れます。小刻みに変えて好みを探すのがコツです。
ジュニア・成長期の注意
成長期の子どもに高テンションは、肘・手首への負担の面でもおすすめしません。まずは低め(17〜20 lbs)で「よく飛ぶ・楽しい」を優先し、体ができてきたら少しずつ上げます。飛ばないストレスは、バドミントンを嫌いになる大きな原因です。
ガットの種類との関係
同じテンションでも、ガットの種類で打感は変わります。ざっくりは次の傾向です(製品名・数値は各メーカーの公表値をご確認ください)。
- 細め(0.65mm前後):反発が良く球持ち感◎。切れやすい
- 太め(0.70mm前後):耐久性◎。反発はやや控えめ
- 反発系/コントロール系/耐久系などの性格分けもある
「よく切る人は太め・耐久系」「飛びが欲しい人は細め・反発系」が入口の考え方です。相性はラケットとガットの相性早見表で整理しています。
張り替え頻度
ガットは切れなくても時間で反発が落ちる消耗品です。目安は「月1回プレーで年数回」「週2〜3回のプレーで1〜2か月に1回」。詳しくはガットの張り替え頻度と交換サインへ。
自分に合うテンションで、大会にも
打感が安定してきたら、大会で試すのが一番の練習になります。初心者でも出やすい大会は初心者・初級歓迎の一覧、登録不要で気軽に出られるオープン大会から探せます。
この記事を読んだら、実際の大会を探してみよう
気になる大会の詳細ページから、締切・参加費・出場資格を確認して申し込めます。
この記事に関連する用品を探すPR
以下はアフィリエイト広告です。掲載は一例で、価格・在庫はリンク先でご確認ください。
関連する記事
※ 用具の相性には個人差があります。最終的な選択は試打・専門店でご確認ください。