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小学生・ジュニア用バドミントンラケットの選び方【学年・身長別】

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最終更新:2026-08-15

小学生のラケット選びは「大人用を安く買って長く使う」が最も失敗します。筋力が発達途上の子どもにとって、重さと長さが合わないラケットは上達を止めるからです。この記事では学年・身長別に、重量(U)・全長・グリップ・テンションを具体的な数値と実在モデルで整理します。

結論:小学生は「軽さ最優先」+学年で長さを選ぶ

迷ったときの基準を先に示します。小学生の1本目は次を目安にすると大きく外しません。

  • 重量:6U(約70〜74g)〜5U(約75〜79g)。低学年ほど軽く
  • 全長:低〜中学年はジュニア専用(約660〜665mm)、高学年は一般用(約675mm)も可
  • バランス:イーブン(クセが少なく振りやすい)
  • グリップ:G6(細め)。手が小さい子はグリップテープでさらに調整
  • シャフト:柔らかめ(少ない力でしなって飛ぶ)
  • テンション:17〜20ポンドの低めから
  • 価格帯:3,000〜8,000円前後の入門〜ジュニアモデル

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なお小学生は成長が速く、1〜2年ごとに体格が変わるため「長く使う」前提の高級モデルは不向きです。低学年で6U・ジュニア専用を選び、身長が10cmほど伸びたら5U・一般用へ、という段階的な買い替えを前提にすると、常に体格に合った軽さで練習でき、フォームの崩れや肘・手首の負担も防げます。最初から高価な1本に投資するより、成長に合わせて3,000〜8,000円台を2回買う方が結果的に上達につながります。

学年・身長別の目安

まず全体像を表で確認してください。数値はいずれも一般的な目安で、体格や筋力の個人差で前後します。

学年身長の目安重量クラスラケット長テンション目安
小1〜2〜120cm6U(約70〜74g)ジュニア専用(約660〜665mm)17〜18ポンド
小3〜4120〜140cm6U〜5Uジュニア専用〜一般用18〜19ポンド
小5〜6140cm〜5U(約75〜79g)一般用(約675mm)でも可18〜20ポンド

ポイントは、「U」は数字が大きいほど軽いということです。大人の主流は4U(約80〜84g)や3U(約85〜89g)ですが、小学生には重すぎます。低学年で6U、成長に合わせて5U、というのが自然な流れです。

具体的な製品例(実在モデル)

「軽くて短い」を満たすジュニア向けモデルには次のようなものがあります。スペックはモデルチェンジで変わるため、購入時に必ず現物・商品ページで確認してください(以下は執筆時点の一般的な目安)。

メーカーシリーズ例想定重量/長さ価格帯の目安
ヨネックスナノフレア ジュニア/マッスルパワー2ジュニア5U〜6U・約665mm3,000〜6,000円
ヨネックスアストロクス(軽量5Uモデル)5U・約675mm8,000円〜(高学年向け)
ミズノジュニア向け入門モデル5U〜6U相当3,000〜6,000円
GOSENグラビタス/入門ジュニア5U〜6U相当3,000〜5,000円

高学年でしっかり振れる子は、一般用の5U・イーブン・柔らかめシャフト(例:ナノフレア系の軽量モデル)に移行すると、反発を得やすく長く使えます。逆に、いきなりトップ選手モデル(アストロクス100系など2万円台・硬いシャフト・ヘッドヘビー)を与えると、しならず飛ばず、手打ちの癖がつくため避けます。

ジュニア専用ラケットと一般用の違い

  • ジュニア専用:全長が約660〜665mmと短く、5U〜6Uと軽い。低学年でも面がブレず、正しいスイングを覚えやすい。
  • 一般用:全長約675mmで、テコの原理で反発を得やすいが、低学年には長く重い。振り遅れや肘・手首への負担につながる。

切り替えの目安

一般用への移行は、身長140cm前後・小5〜6、かつ「今のラケットを軽々振り切れて、もっと飛ばしたい」と感じ始めた時期が一つの目安です。判断に迷うときは、体育館で実際に一般用5Uを数分振らせてみて、クリアがコート奥まで届くか/フォームが崩れないかを見ると分かりやすいです。届かない・振り遅れるなら、まだジュニア専用でOKです。

グリップとガットの注意

グリップサイズも「G」で表され、数字が大きいほど細い(メーカーにより表記差あり)。小学生は最も細いG6相当を基準にします。細すぎて握りづらければ、グリップテープを1〜2枚巻いて太さを微調整できます。逆に太いグリップは子どもの手には余り、力が入らず操作が重くなります。

テンション(ポンド)は打感を大きく左右します。小学生は17〜20ポンドの低めから。低いほどよく飛び、腕への負担も小さいので、まず「飛ぶ楽しさ」を優先します。上達して球威が出てきたら少しずつ上げます。ガットは切れなくても数か月で反発が落ちる消耗品なので、張り替え前提で考えましょう。詳しくはガットのテンションの目安で解説しています。

よくある失敗例と回避法

  • 大人用の4U/3Uを「長く使えるから」と持たせる → 重く長く、フォームが崩れる。学年に合った5U/6U・ジュニア専用から始める。
  • 数百円のオールステンレスのセット品を部活・スクール用に使う → 重く、しならず飛ばない。上達を妨げるので競技用途では避ける。
  • トップ選手モデルを最初に買う → 硬いシャフト+ヘッドヘビーで振れず飛ばない。入門〜ジュニアモデルで十分。
  • グリップが太すぎる/テンションが高すぎる → 握れず飛ばず、嫌になる。G6+17〜19ポンドから。
  • 兄姉のお下がりをそのまま使う → ガット劣化・重量ミスマッチに注意。合わなければ無理に使わせない。
  • 1本だけで公式戦に臨む → ガット切れで棄権リスク。大会が近づいたら2本持ちが安心。

買い替えの目安

  • 身長が5〜7cm伸びた/学年が上がった:全長・重量クラスの見直し時。
  • 今のラケットを軽々振り切れる:一般用5Uや、やや反発の強いモデルへ。
  • ガットが切れた・反発が落ちた:本体はそのままガットのみ張り替え(数か月ごとが目安)。
  • 公式戦に出るようになった:予備を含め2本持ちに。

用具の相性や不足分の考え方は部活で最初にそろえる用具も参考になります。

そろえたら大会へ

用具がそろったら、実際に大会に出ると上達が一気に加速します。小学生でも参加しやすいのは、初心者・初級歓迎の大会一覧誰でも参加できるオープン大会です。各大会ページで締切・参加費・出場資格を確認できます。まずは「勝ち負けより場慣れ」を目的に、1回出てみることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. 小学生には何U(何グラム)のラケットが合いますか?

A. 低学年(〜120cm)は6U(約70〜74g)、中〜高学年(120〜140cm)は6U〜5U、高学年(140cm〜)は5U(約75〜79g)が目安です。大人の主流である4U(約80〜84g)や3Uは重すぎるため避けます。

Q. ジュニア専用ラケットと一般用の違いは?

A. ジュニア専用は全長が約660〜665mmと短く5U〜6Uと軽いので低学年でも扱いやすく、一般用は約675mmで反発を得やすい反面、低学年には長く重いです。身長140cm前後・小5〜6で軽々振り切れるようになったら一般用5Uへの移行が目安です。

Q. グリップの太さはどれを選べばいい?

A. 小学生は最も細いG6相当が基準です。握りづらければグリップテープを1〜2枚巻いて太さを微調整できます。太いグリップは子どもの手に余り操作が重くなるため避けます。

Q. ガットのテンションは何ポンドがいいですか?

A. 小学生は17〜20ポンドの低めが目安です。低いほどよく飛び腕への負担も小さいので、まず飛ばす楽しさを優先します。上達して球威が出てきたら少しずつ上げます。ガットは数か月で反発が落ちるため張り替え前提で考えましょう。

Q. 最初の1本の予算はどのくらい?

A. 入門〜ジュニアモデルの3,000〜8,000円前後で十分です。2万円台のトップ選手モデルは硬いシャフト・ヘッドヘビーで小学生には扱いにくく、数百円のセット品は重く飛ばないため競技用途では避けます。

Q. 何本用意すればいいですか?

A. 始めは1本でOKですが、公式戦に出るころにはガット切れや破損に備えて2本持ちが安心です。予備がないと試合中に切れた際に棄権リスクがあります。

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バドミントン大会ナビ 編集部
運営者・社会人プレイヤー
バドミントン歴20年の運営者が編集しています。学生時代は支部大会、社会人になってからは市のオープン大会に出場してきました。全国の大会情報は各主催団体・連盟が公開する募集要項などの一次情報にもとづいて整理・掲載し、用具選びや大会デビューに関する記事は実際にプレーする視点で、要項やメーカーの公開情報を確認しながら作成しています。内容は継続的に見直しており、誤りや情報の更新にお気づきの際はお問い合わせよりご連絡ください。

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※ 用具の相性には個人差があります。最終的な選択は試打・専門店でご確認ください。

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